大阪の任意売却 住宅ローンレスキュー隊|友進ライフパートナー


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弁護士連名での訴状

2015/06/16

過去に任意売却で不動産を処分したお客様から、残債について相談がありました。

住宅ローンの残債を譲りうけたサービスサーから、残債を一括で支払えと訴状が届いたようです。

500万円ほどの残債を相当安価で譲り受けたサービスサーは、譲り受けた価格よりも多く回収することで成り立っている会社です。金額を知ったらびっくりするような安い価格で譲り受けています。

毎日の生活が苦しくて不動産を売却したにも関わらず、支払い能力が乏しいことは解っていながらも強引というより、無理だと解っているような督促を行います。

訴状を見てみると、被告一人に対して、弁護士5名が原告代理人に名を連ねています。

裁判など人生の中で、経験する人の方が断然少ないでしょう。

それも、被告に自分の名前があって、原告代理人に5名の弁護士の名前があるだけで相プレッシャーを受けるでしょう。

以前は一人で法律事務所を開業する弁護士もたくさんいましたが、実務経験が乏しく、仕事を依頼される人間力の劣る弁護士が数多く増えてきましたので、合同法律事務所の一弁護士として登録するようです。

弁護士も冬の時代でしょうが、500万円の訴訟にサービスサーの代理人として5人も名を連ねて恥ずかしくないのかと思います。

まさしく、弱いものいじめにしか映りません。

それと、サービスサーの仕事とはいえ、表に出ることなく紙切れだけで回収しようとする姿勢に疑問を持ちます。

債務名義(判決)を取ることで、給料や預金の差押え、不動産の競売申し立てなどで回収の見込みができるでしょうが、ご本人は払わないと言っているのではないので、もう少し柔軟に対処できないものかと思ってしまいます。

事実関係に争うことはありませんので、判決が出た後、どのようにすればいいのか誠実にアドバイスを行います。

 

 

 

投資用一棟売りマンションは売り時、買い時?

2015/06/11

投資用のマンションはいつごろまでが買い時でしょうか?

その逆の売り時はいつでしょうか?

 

アンケート結果は、どちらも2020年頃までという答えが多いようです。

 

2019年にはラグビーのワールドカップが日本で開催されます。

そして2020年には東京オリンピックです。

 

外国人旅行者の誘致や、オリンピックスタジアムの建築などにより、経済的な波及効果を期待しての2020年頃までという答えだと推察します。

 

投資用一棟売りマンションは、圧倒的に売りよりも買いの需要が上回っていますので、投資用の一棟売りマンションの流通は盛んです。

 

売り物件の登記簿を見ると、3年間で3回も所有者が変わった物件も珍しくありません。

ちょっとした収益物件のバブルが起こっております。

 

本日の週刊誌には6月18日に株式と不動産が暴落するなどと記事が掲載されていましたが、異様なまでのお金の動きをしていますので、実態経済を慎重に俯瞰する必要があるように思えます。

 

競売事件を見ても、収益用一棟のマンションなどが目につくようにもなってきました。

 

大阪都構想の議論の際も、不動産の価値は上がるのかという質問が多く聞かれました。

 

価値が上がれば含み資産が増えて、気持ちにゆとりも生まれるでしょう。

但し、不動産には新しい価値が加わってこそ生きるのであって、含み益は決して新しい価値とは言えないと思います。

相場の上がり下がりで一喜一憂するのは、あまり好ましくありません。

 

地価が上がれば、売らずにしばらく持っていようと思う人も増えてきます。

そうなると分譲住宅を供給する側は、土地のコストが上がってしまうので、販売価格も高くなります。

極端に失業率が大きく改善されているわけでもありません。

結婚をあきらめる若者たちも増えてきました。

実質賃金が増えた実感がなければ、持家を買うことすらあきらめることにもなります。

 

不動産が上がったらみんなが幸せになるかと言えばそうではないのです。

資産価値が劣化するのは困りますが、住宅ローンの支払いで困る方がこれ以上増えないようにすることと、仕方なく任意売却で手放しても、またカムバックできるような政策が必要と感じる今日この頃です。

いつまでも住宅ローンの残債を引きずって生きるのはとても辛いことです。

 

次回はカムバックについて書いてみたいと思います。

 

 

 

賃貸マンション建設ラッシュ

2015/06/04

大阪の集合住宅にこれだけ空室が多いのに、なぜ新しいマンションが建設されるの?

こんな疑問を持たれた方も多いのではないでしょうか。

 

弊社の隣にも今年中に賃貸マンションが建つことが決まりました。

老夫婦でお住まいの一戸建て住宅でしたが、老人介護施設に入所されることになり、マンションデベロッパーに売却されたようです。

 

堺東駅周辺は、賃貸マンションの建設ラッシュが続いております。

堺東駅周辺は官公庁が集結しており、駅には高島屋が直結しているので買い物もとても便利です。

女性の方一人でも安心して暮らせる街として、賃貸マンションの入居率も高いようです。

 

空き家問題でこれだけ騒がれていても賃貸マンションが建つのは、お客様の新しいニーズを満たすマンションが建設されているからです。

 

しかし賃貸マンションは明らかに供給過剰ですので、ニーズから取り残されたマンションだけが空室が目立ってしまうのです。

堺東の駅から徒歩15分離れると、老朽化して管理状態が悪く、空室が多いマンションが目立ってきます。

 

お風呂とトイレが一緒になった18㎡未満のマンションなどは、賃料が安くて管理が良くなければ敬遠されてしまいがちです。

 

予想以上に空室が増えてくると、維持管理費用を捻出できず、管理状態が悪くなって益々空き家が増えるなど悪循環に陥る危険があります。

 

築20年を超えるマンションを100%に近い融資で購入されたオーナーが、銀行への支払いができず、競売の申し立てをされるケースが目立ってきました。

 

一戸建や区分所有のマンションだけでなく、一棟の賃貸マンションのローン支払いについて相談が増える傾向にあります。

 

どうしたらいいのか悩んでいるなら、一度相談してください。

一緒になって問題を解決する方法を探しましょう。

住宅ローン問題と空き家

2015/06/03

今年の5月は記録的な暑い日が続いたようですが、皆さんお元気でお過ごしですか?

学生時代は6月に暑苦しい学生服からカッターシャツに変わる衣替えでしたが、最近はクールビズが定着してから、年々その時期が早くなっています。

 

これからむしむしする梅雨が始まるし、夏本番に備えて体調を万全にしたいものです。

 

この程度でバテると先が思いやられるので、みなさんも健康管理には十分気をつけてください。

 

全国で800万戸を超える空き家が存在するとご紹介しましたが、大阪に住んでいるとあまりピンとこないのはなぜでしょうか?

 

大阪府下の空き家は65%が集合住宅だそうです。

一戸建てのように老朽化すれば取り壊したり、建て替えたりできますが、集合住宅の場合はそう簡単に建て替えはできません。

 

築50年近い5階建ての集合住宅を取壊し、高層マンションに建て替えることで、増えた階層を売却してその資金を捻出するなどの方法もありますが、その件数も限られていますので、集合住宅の空き家はこれからまだまだ増えて行く傾向です。

 

旧の耐震基準で建てられたマンションも、現在の耐震基準に照らすと大掛かりな補強工事が必要になります。

 

修繕積立金に残高によっては、各入居者に高額な一時金の負担をお願いしなければならないようなマンションも増えてくるものと予想されます。

 

管理費や修繕積立金の滞納者が増えてくると、管理組合の機能そのものが失われてしまい、マンションそのものの価値を著しく落とすことにもなるだけに、中古マンションの購入を検討している方は、そのあたりのことも注意して見てください。

 

マンションの価値が下落すると、住宅ローンの残債が上回ってしまい、売却したくてもできない状態になってしまいかねませんので、現状と将来的なことをよく考えてマンション購入を検討したいものです。

住宅ローンと空き家

2015/06/01

先日、朝日新聞の天声人語で、全国の空き家の問題を取り上げていました。

1969年に載った「サザエさん」では、マスオさんが駅で拾った雑誌を読むと、20代でマイホームを建てた人が紹介されていたので、これは妻に見せられないとゴミ箱にぽいと捨ててしまいます。

特にこれ以上の説明はないのだが、彼我を比べられ、甲斐性なしと責められるのを恐れたと思われるとありました。

まさにマイホーム主義の時代であって、結構当初は借家でも、いつかはマンションか一戸建てを買うと誰もが思い描く人生行路であったようです。

あのころの夢の跡も含まれているのだろうか、全国で空き家が増えているようです。

その数全国で800万戸を超えています。

いよいよ空き家対策特別措置法が施工されました。

倒壊の恐れや衛生上有害な空き家は市町村が撤去を命令できる法律です。

空き家になる理由は様々です。

もちろん一番は高齢化で、持ち主が亡くなったり、相続する人がいても財産価値がないので手をつけなかったり、施設に入ったまま放置されているものも多いようです。

住宅ローンの問題も、空き家を増やしてしまう原因のひとつになっているでしょう。

昨今、不動産の競売でも入札なしの物件がちらほら目立つようになりました。

道路に面しておらず、建築基準法では再建築ができない物件や、流通しにくい物件など数多く見受けられます。

雨漏りやシロアリ被害、近隣とのトラブルや、事件事故など、一般の方が手をつけにくい不動産も数多く含まれています。

大阪に住んでいると、「本当に空き家がそんなに多いの?」とピンとこない方もいると思いますが、そのあたりのことは次回説明いたしますので、関心のある方はまた私のブログを読んでください。