大阪の任意売却 住宅ローンレスキュー隊|友進ライフパートナー


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任意売却の理由

2015/07/30

長年住み慣れたご自宅を売却する理由は、10人いれば10人の事情が違います。

家族が増えて手狭になった。

子供が成長したので、子供部屋を増やしたい。

親の家を相続したけど広すぎるので、売却して住み替える。

マンションから戸建に住み替えたい。

 

他にもいろんな理由で売却します。

昨今いろんな事情で住宅ローンの支払いが苦しくなり、自宅を売却して少し楽になりたいという理由も多いのです。

 

不動産の購入希望者からよく「売却理由を教えてください。」と質問されます。

任意売却ですとお伝えすると、住宅ローンを滞納された方が住んでいた不動産ですから、あまり縁起が良くないですねと、売主には伝えることができないことを平気でおっしゃる方もいます。

 

この発言には、任意売却を選択する方は、住宅ローンの支払いでトラブルを起こしているという誤解が生じています。

 

住宅ローンの支払いが苦しくなる方は、収入の減少、病気や怪我、離婚など、所有者の様々な事情に起因しますが、ローンの残債が不動産の評価を上回るのは所有者の責任ではありません。

 

経済の環境や、金利の動向など、不動産を取り巻く環境なども影響して、不動産の下落幅などが変わってきます。

 

20年30年と長期でローンを組みますので、返済額より物件の下落幅が多いのはある程度織り込み済みなのです。

 

仮に大阪府だけで統計を取った時、新築時の購入価格より評価が上回る不動産は皆無だと思います。バブルの時代なら別ですが、近年住宅に関しては、土地はほぼ横ばいか下落、建物は減価償却しますので、間違いなく評価は下がります。

 

任意売却は問題がある物件ではなく、評価よりもローンの残債が上回っている方が選択する一つの方法論とご理解ください。

 

任意売却物件の方が、市場に出ている物件よりも割安感があって、掘り出し物が出る場合もありますので、あえて任意売却物件を紹介してほしいというお客様もいるぐらいです。

 

売主様買主様の縁をつなぐためにも、お互いが気持ちよく思い出になるような取引を心がけたいものです。

 

任意売却の業者選択について

2015/07/15

住宅金融支援機構のフラット35で住宅ローンを組まれた方からの相談が最近増えてきました。

 

以前は、銀行の保証会社の審査基準ではローンが通らなかった方が、駆け込み寺のようにフラット35を利用した時期がありました。

 

銀行の保証会社に比べると審査基準も甘かったようなので、本来なら家を買えないような方でも、ローンが通るなら買いたいという要望が多かったので、不動産会社も積極的に活用したようです。

 

家賃を払い続けるよりも、その分をローンの返済にあてれば、将来の資産形成にもなるだろうという安易な考えが後々大きな負担となってしまいます。

 

賃貸の時は、安いところに住み替える等の手立てはありますが、一旦住宅ローンを組んだ後は、ローンの支払いを減額することは容易ではありません。

 

自宅を売却してローンの全額を支払えればいいのですが、満額の借入ですので、ほとんどの方に売却損が発生します。

結局は大きな借金だけが残ってしまい、元の借家暮らしに戻るというパターンです。

 

住宅金融支援機構の場合は、住宅ローンの支払いが厳しくなった方々へ、任意売却を積極的に奨励しています。

支払いを続けるために、新たな借財を背負ってしまい、自転車操業で破滅につながらないよう、早い手立てを奨励しております。

 

任意売却の申し出をする際には、不動産業者を自分で見つけるのか、それとも支援機構からご紹介いただくか選択することができます。

 

最近の傾向としましては、銀行の保証会社においても、支援機構同様にご紹介をするケースも増えてきているようです。

 

不動産業者ならどこでも任意売却を取り扱えますが、より専門的な知識と経験がないと、販売活動でトラブルが起こったりします。

ようやく買主が見つかっても債権者との交渉がスムーズにいかずに、利害関係人すべての方に迷惑をかけてしまう仲介業者も多々あるようですので、任意売却の業者選びはより慎重に行ってください。

 

どこに依頼しても同じだという先入観は捨てて、最低でも2社から話を聴いて下さい。

会社に任せて良かったと満足いただけるよう、弊社もより知識と経験を積み重ねてまいります。

空き家の任意売却について

2015/07/07

住宅ローンの支払いを滞納すると、金融機関から定期的に督促状が届きます。

3回目からは、督促の内容も少し過激になります。

6か月を過ぎると、分割弁済可能な期限の利益を損失し、金融機関は不動産の競売を申し立てます。

このあたりになると、あきらめに近い気持ちになるので、どうせ競売になって家をとられるなら、先に引越しをして空き家にする方も多いのです。

先日のご相談者は、競売の開始決定後に、裁判所の執行官や不動産会社が家にやってくるたびに対応するのは苦痛だという理由で先に引越しをしていました。

相談者からの要望は、以下に集約されます。

「このような状況でも任意売却は可能でしょうか?引っ越しは済ませていますが、手元に少しでも支払い済みの引越し代金を取り戻すことは可能でしょうか?競売より少しでも高く売却することは可能でしょうか?」

室内の状況は引越しした後とは言えず、まるで夜逃げでもしたような状況です。

必要な家財道具は持ち出してはいますが、不必要なものはごみと一緒に散乱しているケースが大半です。

全国各地で老朽化した空き家の問題が増える中、近所に迷惑や危険を及ぼしている問題に対して新しい法律ができ、適切に管理することが求められています。

どうせ競売で家を取られるなら家の中がぐちゃぐちゃであろうと問題にしない、所有者の意識も危険な空き家を放置するのとあまり変わらないと思います。

少しでも高く売却したいと思うなら、

少しでも手元にお金を遺したいと思うなら、

競売で家を取られてしまうと諦めずに、最後まで望みを捨てなければ、手元にお金も残せて、家を高く売却することも可能ですので、どうぞご相談下さい。

競売開始決定後には、たくさんの不動産会社が自宅にうやってくるので、家の中を見せることが義務付けされているように勘違いされている方もいらっしゃいます。

平日の日中は、奥様やお子様しかいない家庭がほとんどですので、そんなときに不動産会社の人がやってきて、家の中を見せてくれと頼まれたらどう対応していいのか解らないとそんな相談もありました。

決して、内覧させる必要はありませんので、ご心配のないようにしてください。

競売開始決定後でも、期間入札までは6か月ほど時間がありますので、その間に任意売却は十分可能です。

最後まであきらめずにご相談いただければ、必ず活路は開けます。

任意売却後の残債処理

2015/07/01

任意売却で自宅を処分した後、残った住宅ローンはどうやって支払ったらいいのか、この悩みも解決しなければなりません。

 

自己破産をすれば残債は免責されますが、連帯保証人がいれば、そちらに請求されます。

 

特に最近多いのは離婚のケースです。

 

3組に1組が離婚する現代なので、奥様が連帯保証人や連帯債務者の場合は、自宅売却後も相手に及ぼす影響は大きいので注意が必要です。

 

最近のケースでは、離婚を機に奥様の連帯保証人の地位を引き継いだお父様の自宅を差し押さえた債権者もいます。

 

支払いができなくなったので任意売却で自宅を処分したにも関わらず、残債を一括で支払いせよと強引な取り立てをする債権者もいますので、精神的にもきつい状態が続きます。

 

複数の抵当権者から住宅ローンを組んでいた場合などは、後順位の抵当権者が任意売却後、担保権が外れた瞬間から一番躍起になって取り立てを行います。

 

給料の差押えや預金の差押えなどの手続きを行ってきますので、決して放置せずに誠意ある交渉を重ねることをお勧めいたします。

 

自宅の評価が劣化したのは、所有者の責任ではないはずです。住宅ローンの支払いができなくなるにはいろんな事情があるからです。

 

以前は商工ローンが、厳しい取り立てをすることで、自殺者が相次ぎ、取り立てに関する法律が定められましたが、精神的に追い込まれる方を見ていると、今の取り立ても本質はあまり変わりがないのではないかと思う今日この頃です。